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子ども未来学科

Student Interview

川口 陽茉理さん(静岡県・私立加藤学園高等学校出身)
子ども未来学部 子ども未来学科 3年 子どもスポーツ健康コース

川口 陽茉理

入学した理由
子どもの頃から保育士を夢見ていましたが、高校生の頃に虐待のニュースを目にしたことがきっかけで、児童養護施設の存在を知りました。子どもたち一人ひとりの成長や特性にあった保育を学びたいと思うようになり、福祉専門の大学であり、保育士と幼稚園教諭の免許が取れる子ども未来学科を選択。田園調布学園大学にはアドバイザー制度があり、大学生活で不安があってもすぐに頼れる存在がいる点もこの大学を選んだ理由の1つです。

印象に残った学び
幼稚園、保育園での実習授業では、子どもたちと過ごす楽しさや保育士の子ども一人ひとりに対する対応の仕方など、たくさんの気付きがあります。児童養護施設での2週間の宿泊実習では、子どもたちと1日中一緒に過ごすため、直面する問題も多岐にわたり最初は戸惑いました。施設にいる多くの子どもたちが問題を抱えているため、職員の取り合いやためし行動をする子など、職員に求められるものも幼稚園とは異なります。実際に自分の目で見て体験することで、初めて知ることも多く、貴重な経験を積むことができました。最初は戸惑いを見せた子どもたちも、最終的には関係性が築けたことがとても嬉しく印象に残っています。

将来の目標
将来は、児童養護施設で働きたいと考えています。現場では何が起こるかわからず、臨機応変に対応する力が求められます。これからさらに知識・経験を積み、そのような力を身につけた子どもたち一人ひとりに頼りにされるような保育士になりたいです。

横尾 暁子准教授
[担当科目]心理学、発達心理学、子どもと家族の心理学、子ども理解の理論と方法 など
学生との関係:専門演習担当教員、アドバイザー教員

横尾 暁子准

いつも前向きで何事も懸命に取り組む姿を誇らしく思う
ゼミでは「子どもの食」を研究テーマとしています。今年は自分たちの幼少期の食事を振り返ることから始めて、先行研究を調べ、調査を実施して結果を分析しました。「小さい頃の自分に食べさせたいお弁当を実際につくる」という課題では、川口さんは遠足のお弁当をイメージした可愛いお弁当をつくってくれました。川口さんのいつも前向きな印象は1年生の頃から変わりません。静岡からの通学も大変な中、アルバイトもして、勉強にも一生懸命な姿はとても誇らしく思います。今後も目的意識を持って突き進み、川口さんらしい子どもたちに寄り添う先生になってくれると確信しています。