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子ども未来学科

清水 道代 准教授

これからの社会を生きるには、知識の量や質だけではなく、主体的・協働的な学びや使える知識、社会的スキルを育む教育が必要となります。そして、すべての教育の基礎を培う幼児教育は、子どもの生活を基盤としたホリスティックな教育を保障する必要があり、それには保育における「遊び」の意味が非常に重要になってきます。子どもが無心になって遊ぶこと、そこで経験している内容や学びの意味を学生の皆さんと共に考え、幼児教育のあり方や保育者の専門性について、探求していきたいと思っています。

主な担当科目

・保育マインド実践講座
・保育内容(人間関係Ⅱ)
・保育内容(人間関係Ⅰ)
・児童文化Ⅱ
・保育内容総論
・保育教職実践演習
・キャリア講座
・専門演習

研究テーマ

小学校以上の教育の基盤となる幼児教育のあり方や子どもの生命に触れる「遊び」の体験と子どもの育ちについて、また、保育者が専門性を身に着けていく過程や養成カリキュラムについて、保育者養成の歴史も視野に入れながら研究しています。

著書・論文

論文:
「東京府女子師範学校附属学校園における遊戯的学習の実践と幼小接続に関する一考察-第一部(幼稚園・尋常小学校一年)の実践的展開に着目して-」単著 保育学研究,第56巻,第2号,2018,pp.6-17(日本保育学会研究奨励賞受賞)
「1920年代における東京府女子師範学校附属幼稚園主任保姆卜部たみの保育記録に関する一考察」単著 子ども社会研究,第22号,2016,pp.139-153 
「卜部たみの保育論に関する一考察-『幼児の教育』の保育記録を手がかりに-」単著 青山学院大学教育人間科学部紀要,第7号,2016,pp.29-39
「幼稚園制度の確立と保育者養成~帝都教育会附属教員保姆傳習所の取り組みに着目して~」単著 青山学院大学教育人間科学部紀要,第5号,2014,pp.39-55
「保育者の成長とライフステージ-中堅保育者の困難を支える保育者養成校の役割に焦点をあてて-」単著 竹早教員保育士養成所紀要,第14号,2014,pp.1-11他 
著書:
『コンパス 保育内容 言葉』(共著,建帛社,2016)
『コンパス 保育内容 人間関係』(共著,建帛社,2017)
『保育実習リアルガイド』(共著,学研教育みらい,2017)
『保育用語辞典』(ミネルヴァ書房)等の項目執筆他

学位・資格・職歴

学位:修士(教育学)(青山学院大学大学院文学研究科教育学専攻)
資格:幼稚園教諭専修免許、高等学校教諭専修免許(公民)
職歴:竹早教員保育士養成所専任教員を経て現職

社会活動

所属学会:
日本保育学会、日本乳幼児教育学会、幼児教育史学会、日本子ども社会学会、日本ホリスティック教育学会、保育者養成教育学会