人間学研究科子ども人間学専攻の教育課程は、保育の質・専門性の高度化に取り組むリーダー的人材育成を目指して編成された体系となっています。ディプロマポリシーの実現、つまり人間学的学識に基づいた質の高い「省察的実践家」の養成を目指し、「基礎科目」「基本科目」、そして「専門科目」という三つの区分における学習成果と、「研究指導」が体系的につながるように構成されています。
「基礎科目」である「子ども人間学総論」では「子ども人間学」の基礎を養い、5つの基本科目では人間とは何かについて俯瞰的、包括的に探究できる力を養います。
「子ども人間学領域」と「関連領域」から構成される専門科目では、子どもを核とした複雑で多層的な保育実践を的確に捉え、その背景や構造を読み解く力を養います。
「研究指導」では、学生自身の研究テーマを明確にし、最終的に専門的視点から修士論文を作成するための指導を行います。