『Den-en Chofu University』の頭文字からとった略語です。
本学の正式な略称として、さまざまな場面で使用しています。
大正15年創立以来の学園のシンボル「なでしこ」を表現し、学園の堅実な伝統を受け継いでいます。この5弁は、どの方向から見ても「大」の文字が浮かび、大学を象徴するとともに、中心から伸びる線の拡がりは、個性豊かで型にとらわれない自由な精神を示しています。
本学園の建学の精神を表した校旗は、創立者の西村庄平先生に発奮の契機を与えた日本郵船社旗の一部を取り入れ、創立者の熱い信念と大きな気概を反映しています。旗を右上がりに貫く2色の線は、大学の力強い発展と繁栄を表現しています。
1.デザインコンセプト
グリーンの丸みを帯びた半正円でひとを笑顔にするこころの優しさとやわらかさを表現し、赤い丸は優しさだけではない芯の強さと情熱を表しています。
2.使用について
原則、許可なしで自由に使用可とします。
3.使用用途等について
-本来の教育研究活動、大学広報に関する各種出版物、課外活動(クラブ団体のユニフォーム)、名刺等での使用を想定しています(次の場合使用できません)。
・公序良俗および各種法令に違反する場合
・本学の品位、信用を明らかに損なうと認められる場合
・大学の本来の活動および宣伝以外(宗教、政治目的等)の活動で使用する場合
4.デザイン、カラーの使用制限について
-縦横比率変更不可とします。
-画像加工および他のイメージとの合成加工不可とします。
-カラーの変更不可(ただし白黒印刷は可)とします。
» イメージファイルのダウンロード
「捨我精進」は、田園調布学園大学の前身である調布女学校初代校長、川村理助先生が作られた言葉です。川村先生は、「捨我」とは我情、我欲、我見といった「我」をつつしみ抑えること、また、「精進」については物事を一生懸命純粋に実行することとしています。我情、我欲といった、むき出しの感情や自分の欲望を抑えて、目前にある事柄にまい進することが「捨我精進」の意味になります。
このため、本学園の教育は、知識の修得だけではなく、心身の調和と鍛錬を目指した学生の活動を重視してきました。「捨我」と「精進」が車の両輪のようにかみあって、柔軟で寛容なこころを持ちつつ、物ごとに真剣に取り組んでゆく、そういう学生・生徒を養成し、社会に貢献できる人材を本学園から送り出したい、これが本学園の願いでありつねに変わらぬ教育方針にするゆえんです。
» 建学の精神「捨我精進」の詳細についてはこちらから
●川村理助先生(1867~1947)
田園調布学園大学の前身 調布女学校の初代校長
川村理助先生は、慶応3年に、茨城県南の岡見に生を受け、茨城師範学校から東京高等師範学校(現在の筑波大学)に進まれ、首席で卒業されました。その後、若干28歳で和歌山師範学校(現在の和歌山大学)の校長となる俊才でした。しかし、家庭的には、長男が2歳で脳膜炎により知的障がい者となり、また夫人が脳溢血による半身不随で寝たきりとなり、約30年にわたる介護の生活の日々を送られました。その厳しい介護の歳月の中で、「捨我精進」の道を悟られました。大正15年、校主西村庄平先生の招きにより、調布女学校の校長となられ、以後20年にわたって女学校の校長として、生徒の育成に努められました。
田園調布学園大学では4年間の教育を通じて、建学の精神「捨我精進」に基づき、一人ひとりの尊厳と人間性を尊重し、未来への展望に立って様々なニーズに柔軟かつ的確に対応できる人材を育成します。このため、4年間の学びにおいて、建学の精神「捨我精進」に基づく福祉・保育・心理のマインドと各学部学科で学ぶ専門性を身に付け、必要な単位を修得したと認めら れる学生に学位を授与します。
【令和7年度入学者より】
田園調布学園大学は、建学の精神である「捨我精進」を教育理念の基盤とし、社会に貢献しうる、質の高い「実践力」を有する人材を育成することを教育目標とする。
田園調布学園大学は、建学の精神並びに教育目標に基づき、「DCU学士力(基礎力)」に掲げる各能力を修得するとともに、それぞれの学部・学科・専攻で求められる「DCU学士力(専門性)」を身につけ、所定の単位を修得した者に対して卒業を認定し、学位を授与する。
■社会福祉学科 社会福祉専攻
人間福祉学部社会福祉学科は、人間理解を基礎として、共感性をもったコミュニケーションを通じて支援対象の課題を把握し、計画的に他者と連携・協働しながら課題解決を行い、誰もが安心して暮らせる社会の幸福を追求する高い専門性と福祉マインドを身につけた専門職の養成を目的とする。そのため、全学共通のディプロマ・ポリシーを基盤として、以下に掲げるDCU学士力(専門性)を身につけ、所定の単位を修得した者に対して卒業を認定し、学位(学士「社会福祉学」)を授与する。
■社会福祉学科 介護福祉専攻
人間福祉学部社会福祉学科は、人間理解を基礎として、共感性をもったコミュニケーションを通じて支援対象の課題を把握し、計画的に他者と連携・協働しながら課題解決を行い、誰もが安心して暮らせる社会の幸福を追求する高い専門性と福祉マインドを身につけた専門職の養成を目的とする。そのため、全学共通のディプロマ・ポリシーを基盤として、以下に掲げるDCU学士力(専門性)を身につけ、所定の単位を修得した者に対して卒業を認定し、学位(学士「社会福祉学」)を授与する。
■共生社会学科
人間福祉学部共生社会学科は、共生社会の実現に向けて高い共生社会マインドを修得した専門職の養成を目的とする。そのため、全学共通のディプロマ・ポリシーを基盤として、以下に掲げるDCU学士力(専門性)を身につけ、所定の単位を修得した者に対して卒業を認定し、学位(学士「社会福祉学」)を授与する。
【DCU学士力(専門性)】
■子ども教育学科
子ども教育学部子ども教育学科は、子どもの最善の利益のために、高い専門性と教育・保育マインドをそなえた専門職を担う人材養成を目的とする。そのため、全学共通のディプロマ・ポリシーを基盤として、以下に掲げるDCU学士力(専門性)を身につけ、所定の単位を修得した者に対して卒業を認定し、学位(学士「子ども教育学」)を授与する。
【DCU学士力(専門性)】
■心理学科
人間科学部心理学科は、様々な心理的困難に直面している人々の支援や心理的健康の保持増進に寄与するため、高い専門性と心理・生涯教育マインドをそなえた人材の養成を目的とする。そのため、全学共通のディプロマ・ポリシーを基盤として、以下に掲げるDCU学士力(専門性)を身につけ、所定の単位を修得した者に対して卒業を認定し、学位(学士「心理学」)を授与する。
【DCU学士力(専門性)】
[教育課程編成・実施の方針及び学修内容]
田園調布学園大学は、教育目標並びに卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するため、「総合教育科目」「専門基礎科目」「専門発展科目」を相互に順序性・関連性をもたせ、教育課程全体として体系的に編成する。
総合教育科目
各学部の専門領域とは異なる幅広い知識や方法論を学ぶことによって、自らの専門性と関連させ、総合的・多角的な視野を身につけるための科目群。「人間」、「社会」、「自然」、「言語」、「スポーツ」、「学びの基礎」、「地域探究」からなる。
専門基礎科目
各学科専攻の専門領域において基本的な理解を築き、より高度な専門分野への知識やスキルを学ぶための土台となる科目群。
専門発展科目
各学科専攻の特徴を示す科目群で、高度な専門領域の知識やスキルをより深く研究し、教育目標に近づくための科目群。
[学修方法]
総合教育科目及び専門科目を構成する各科目の授業形態は、授業の到達目標や教育方法、クラスサイズにより、講義、 演習、実習・実技及び卒業研究に区分する。また、学生の能動的な学修を促し教育効果を高めるため、演習科目を中心にグループワーク、フィールドワーク、プレゼンテーション、課題発見・解決型学習及びディスカッション等を取り入れた授業と遠隔科目を配置する。特に、実践的な演習授業、学外研修、学外実習、地域連携による協働プログラムへの参加等、体験を通じた学びとその振り返りを重視する。
[学修成果の評価]
■社会福祉学科 社会福祉専攻
[教育課程編成・実施の方針及び学修内容]
人間福祉学部社会福祉学科社会福祉専攻における教育課程は、大きく「総合教育科目」と専門科目である「専門基礎科目」・「専門発展科目」に区分し、それぞれ構成する授業科目は、学位授与方針に基づく社会福祉に関わる人材として、課程修了時の資質・能力の獲得を担保するため、学修領域ごとに系統性をもって過不足なく配置する。
総合教育科目総合教育科目では、専門的な知識・技術を深めていく上で必要となる基本的な学修姿勢や学修方法を修得し、総合的・多角的な視野を身につけるため、「人間」、「社会」、「自然」、「言語」、「スポーツ」、「学びの基礎」、「地域探究」という区分で科目を配置する。
専門基礎科目専門基礎科目では、総合教育科目で身につけた基本的な学修姿勢や学修方法を基盤として、より専門性の高い科目を配置する。ここでは、対人援助に必要となる福祉マインドを養うとともに、社会福祉領域に関する専門知識ならびに学際的知識の修得をめざした科目を配置する。
専門発展科目専門発展科目では、卒業後の具体的な進路を意識し、職業を通じて地域社会に働きかけるための実践的な専門知識と専門技術を修得するための科目を配置する。また、4年間の学修を振り返り、教育及び研究機関である4年制大学の学生として個々の知的関心事についての更なる探究を通じて、社会福祉現場での実践につながる科目を配置する。
■社会福祉学科 介護福祉専攻
[教育課程編成・実施の方針及び学修内容]
人間福祉学部社会福祉学科介護福祉専攻における教育課程は、大きく「総合教育科目」と専門科目である「専門基礎科目」・「専門発展科目」に区分し、それぞれ構成する授業科目は、学位授与方針に基づく社会福祉に関わる人材として、課程修了時の資質・能力の獲得を担保するため、学修領域ごとに系統性をもって過不足なく配置する。
総合教育科目総合教育科目では、専門的な知識・技術を深めていく上で必要となる基本的な学修姿勢や学修方法を修得し、総合的・多角的な視野を身につけるため、「人間」、「社会」、「自然」、「言語」、「スポーツ」、「学びの基礎」、「地域探究」という区分で科目を配置する。
専門基礎科目専門基礎科目では、総合教育科目で身につけた基本的な学修姿勢や学修方法を基盤として、より専門性の高い科目を配置する。ここでは、対人援助に必要となる福祉マインドを養うとともに、社会福祉領域に関する専門知識ならびに学際的知識の修得をめざした科目を配置する。
専門発展科目専門発展科目では、介護福祉士の領域に関する専門知識と実践的な技能等を修得し、介護を必要とする人の個別のニーズに対応できる知識や技術を学び、マネジメント能力を身につけるための科目を配置する。
■共生社会学科
[教育課程編成・実施の方針及び学修内容]
人間福祉学部共生社会学科における教育課程は、大きく「総合教育科目」と専門科目である「専門基礎科目」・「専門発展科目」に区分し、それぞれ構成する授業科目は、学位授与方針に基づく共生社会の実現に資する人材として、課程修了時の資質・能力の獲得を担保するため、学修領域ごとに系統性をもって過不足なく配置する。
総合教育科目総合教育科目では、共生社会実現のために必要となる基本的な学修姿勢や学修方法を修得し、総合的・多角的な視野を身につけるため、「人間」、「社会」、「自然」、「言語」、「スポーツ」、「学びの基礎」、「地域探究」という区分で科目を配置する。
専門基礎科目専門基礎科目では、総合教育科目で身につけた共生社会マインド、および基本的な学修姿勢や学修方法を基盤として、より専門性の高い科目を学ぶために必要となる福祉、心理その他の基礎的知識の修得、ならびに知識の活用法を身につけるための科目を配置する。
専門発展科目専門発展科目では、共生社会実現のための専門的人材を養成すべく、福祉に関するより専門的な知識を学修・修得するとともに、心理または教育に関する専門知識及び実践的な技能を学修・修得した上で、各領域を横断できるような幅広い視野を身につけるための科目を配置する。
■子ども教育学科
[教育課程編成・実施の方針及び学修内容]
子ども教育学部子ども教育学科における教育課程は、大きく「総合教育科目」と専門科目である「専門基礎科目」・「専門発展科目」に区分し、それぞれ構成する授業科目は、学位授与方針に基づく教育・保育に関わる人材として、課程修了時の資質・能力の獲得を担保するため、学修領域ごとに系統性をもって過不足なく配置する。
総合教育科目総合教育科目では、幅広い知識と方法論を学ぶことによって、専門的な知識・技術を深めていく上で必要となる基本的な学修姿勢や学修方法を修得し、総合的・多角的な視野を身につけるため、「人間」、「社会」、「自然」、「言語」、「スポーツ」、「学びの基礎」という区分で科目を配置する。
専門基礎科目専門基礎科目では、教育・保育を学ぶ者として必要とされる基礎的な知識や技能を修得する。また、教育・保育・子育てをめぐる社会の動向に対応できる力を養うために、課題の発見やその解決策を具体的に思考、計画し、他者と連携・協働しながら取り組む姿勢と行動力を身につけるための科目を配置する。
専門発展科目専門発展科目では、教育・保育実践を学ぶ実習と、教育・保育を取り巻く多様な領域からその課題や方法をより具体的に学び、教育・保育の理念と実践をつなぎ積極的に活用するための力を身につける。また、自らが、教育・保育を探究し、深く思考しながら行動できる実践力や人間理解を深めるための科目を配置する。
■心理学科
[教育課程編成・実施の方針及び学修内容]
人間科学部心理学科における教育課程は、大きく「総合教育科目」と専門科目である「専門基礎科目」・「専門発展科目」に区分し、それぞれ構成する授業科目は、学位授与方針に基づく心理学・生涯教育に関わる人材として、課程修了時の資質・能力の獲得を担保するため、学修領域ごとに系統性をもって過不足なく配置する。
総合教育科目総合教育科目では、幅広い知識と方法論を学ぶことによって、専門的な知識・技術を深めていく上で必要となる基本的な学修姿勢や学修方法を修得し、総合的・多角的な視野を身につけるため、「人間」、「社会」、「自然」、「言語」、「スポーツ」、「学びの基礎」、「地域探究」という区分で科目を配置する。
専門基礎科目専門基礎科目では、高学年次に開講される心理学・生涯教育に関する、より専門性の高い科目を学ぶために必要とされる基礎的な知識や技能を習得するための科目を配置する。
専門発展科目専門発展科目では、心理学・生涯教育に関する知識や技能を深め、心理的健康の保持増進に寄与できるよう、深く思考しながら行動できる実践力や人間理解を深めるための科目を配置する。
田園調布学園大学は、建学の精神である「捨我精進」に基づき、社会に貢献しうる、質の高い「実践力」を有する人材を育成することを教育目標とし、次のような資質・能力を有する学生を求める。
■社会福祉学科 社会福祉専攻
[求める学生像]
社会問題に関心を持ち、他者および多機関と連携し、高い倫理観をもって問題解決に向き合うソーシャルワーク専門職を目指す学生。
■社会福祉学科 介護福祉専攻
[求める学生像]
歳をとっても障害があっても、すべての人が命ある限り幸せに生きるために支援していきたいと考え、多様な視点を尊重しながら協力し合い、主体的に行動できる学生。
■社会福祉学科 介護福祉専攻
[求める学生像]
現代社会についての基礎的な知識を持ち、共生社会の実現に向けて、多様な人々と協働して学び、実践していく意欲を持った学生。
■子ども教育学科
[求める学生像]
子どもや子どもを取り巻く社会の問題に興味・関心を持ち、家庭や地域等と連携して、子どもの成長・発達にふさわしい教育・保育を実践したいと考える学生。
■心理学科
[求める学生像]
人の心や行動に興味関心を持ち、心理学という視点からの学びを深めることによって、自分も他者も大切にする心を育て社会で活躍できる学生。
【令和6年度以前入学者】
社会福祉学科
人間福祉学部社会福祉学科では、建学の精神に基づき、人間理解を基礎として、共感性をもったコミュニケーションを通じて支援対象の課題を把握し、その課題解決に向け計画的に他者と連携・協働しながら課題解決を行い、誰もが安心して暮らせる社会の幸福を追求する高い専門性と福祉マインドを身につけた専門職の養成を目的としている。
そのため、以下、専攻ごとに掲げる課程修了時の資質・能力を身につけ、要件単位を修得した者について卒業を認定し、学位(学士「社会福祉学」)を授与する。
■社会福祉学科 社会福祉専攻
1.人間理解を基礎として、必要な知識について主体的に学ぶ姿勢が身についている。
2.汎用的な知識を用いて、学びの対象について思考することができる。
3.共感性をもったコミュニケーションができる。
4.課題解決に際して他者と連携・協働することができる。
5.支援対象の課題を発見し、アセスメントをすることができる。
6.個人の尊厳を重視し、倫理観をもって支援することができる。
7.課題解決に向けた支援計画を作成し、実践および評価することができる。
8.地域社会に働きかけつつ総合的な相談支援を行うことができる。
■社会福祉学科 介護福祉専攻
1.人間理解を基礎として、必要な知識について主体的に学ぶ姿勢が身についている。
2.汎用的な知識を用いて、学びの対象について思考することができる。
3.共感性をもったコミュニケーションができる。
4.課題解決に際して他者と連携・協働することができる。
5.支援対象の課題を発見し、アセスメントをすることができる。
6.個人の尊厳を重視し、倫理観をもって支援することができる。
7.介護福祉の知識と技術を統合し、実践に結びつけることができる。
8.介護を必要とする人の状況を的確に把握し、根拠に基づいた計画・支援を実践することができる。
■共生社会学科
人間福祉学部共生社会学科では、建学の精神に基づき、人の一生を通した多様な福祉ニーズに対応するために、心理と福祉の専門的知識を活用して、福祉現場や教育現場において貢献できる人材を養成することを目的とする。
そのため、以下に掲げる課程修了時の資質・能力を獲得し、要件単位を修得した者について卒業を認定し、学位(学士「社会福祉学」)を授与する。
【課程修了時の資質・能力】
1.人間理解を基礎として、必要な知識について主体的に学ぶ姿勢が身についている。
2.汎用的な知識を用いて、学びの対象について思考することができる。
3.共感性をもったコミュニケーションができる。
4.課題解決に際して他者と連携・協働することができる。
5.心理学や社会福祉学の知識に基づき、状況に応じたアセスメントをすることができる。
6.個別のニーズに応じた支援計画・指導計画を作成することができる。
7.生活上の諸問題の解決に向けた相談援助を実践することができる。
8.特別支援教育や心理的・福祉的支援の諸問題に関係諸機関と連携して取り組むことができる。
子ども教育学部子ども教育学科では、建学の精神に基づき、社会の未来としてかけがえのない子どもたちが、現在をよりよく生き、未来を幸せに生きていく力を育むために、家庭や地域社会、他領域の専門家、行政と連携、協力して「子どもの最善の利益」を守り、子どもと社会の未来について深く思考しながら行動できる専門性の高い保育者の養成を目的としている。
そのため、以下に掲げる課程修了時の資質・能力を獲得し、要件単位を修得したものについて卒業を認定し、学位(学士「保育学」)を授与する。
【課程修了時の資質・能力】
1.人間理解を基礎として、社会との関わりについて主体的に学ぶ姿勢が身についている。
2.汎用的な知識を用いて、学びの対象について思考することができる。
3.多様な他者と連携・協働することができる。
4.社会の動向を捉えながら、課題に対応するための方法を構想することができる。
5.さまざまな社会資源との連携や協力のあり方を構築することができる。
6.対象への共感的理解を基に適切な援助のあり方を探求することができる。
7.具体的な援助や支援の内容を計画し、実践することができる。
8.経験や実践を反省的に振り返り課題を発見し、対応することができる。
人間科学部は「共生に向けて取り組む多様、多元な個人や集団の特徴や共生実現に関わる課題、およびその解決に関わる様々な知見や技術を、人間行動や思考、協力や協働といった広汎な観点から人間科学的に探求」する。心理学科では「障がい者、高齢者、子どもやメンタルヘルス不調者を中心として、多様・多元な人々が共生するうえで生じる様々な心理的困難や課題の探求、解決および心理支援をおこない、さらに人々のメンタルヘルス維持・増進や、心理支援者である自らの資質向上のために生涯学習を活用できる人材」養成を行う。
そのため、以下に掲げる課程修了時の資質・能力を獲得し、要件単位を修得した者について卒業を認定し、学位(学士「心理学」)を授与する。
【課程修了時の資質・能力】
1.個人や集団の多様性・多元性を理解し尊重する姿勢が身についている。
2.人間の共生に関する理解を、生涯学習の枠組みを用いて深めることができる。
3.心理支援に活用可能な心理学の総合的な知識が身についている。
4.心理アセスメント、心理支援に関する基本的、全般的な知識と技法を理解し説明できる。
5.現象の心理学的探求や検証に必要な知識と技法を理解し活用できる。
6.専門的な心理支援に必要な基本理念と規範が身についている。
7.中心的、代表的な領域での心理支援について理解し説明できる。
■社会福祉学科 社会福祉専攻
人間福祉学部社会福祉学科社会福祉専攻における教育課程は、大きく総合教育科目と専門科目に区分し、それぞれを構成する授業科目は、学位授与の方針に基づく課程修了時の資質・能力の獲得を担保するため、学修領域ごとに系統性をもって過不足なく配置する。また、相互に有機的な関連性、履修の順序性をもたせることで、教育課程全体として体系的な編成を確保し、以下に示す学修内容、学修方法、学修過程及び学修評価の方法により実施する。
【学修内容】
総合教育科目と専門科目は相互に関連し、両者を段階的に学んでいくことにより、福祉マインドの醸成と専門的な知識・技能を備えた専門職としての資質・能力を身につけることになる。それぞれの学修内容は次のとおりとする。
〈総合教育科目〉
総合教育科目では、「人間」、「社会」、「自然」、「言語」、「スポーツ」、「学びの基礎」という区分を通して社会の一員として必要とされる学ぶ姿勢や方法を習得するとともに、専門教育へつながる深い人間理解のための総合的・多角的視野を身につける。
〈専門基礎科目〉
専門基礎科目では、専門性の高い科目を学ぶために必要となる汎用的な知識を用いて思考する基礎的能力を身につける。
〈専門基幹科目〉
専門基幹科目では、専門職になるための明確な課題意識と具体的な目標を持ち、それを実現するための資格取得に係る科目を履修し、専門的な実践能力を身につける。
〈専門発展科目〉
専門発展科目では、卒業後の具体的な進路を意識し、職業を通じて地域社会に働きかけるための実践的な専門知識と専門技術を習得する。
【学修方法】
総合教育科目及び専門科目を構成する各科目の授業形態は、授業の到達目標や教育方法、クラスサイズにより、講義、演習、実習・実技及び卒業研究に区分する。また、学生の能動的な学修を促し教育効果を高めるため、演習科目を中心にグループワーク、フィールドワーク、プレゼンテーション、課題発見・解決型学習及びディスカッション等を取り入れた授業を実施し、実践を通じて知識や技能の活用を図るとともに、主体性、協働する姿勢、表現力を身につける。
特に、実践的な演習授業、学外研修、学外実習、地域連携による協働プログラムへの参加等、体験を通じた学びとその振り返りを重視する。
【学修過程】
〈1~2年次〉
総合教育科目及び専門基礎科目を中心に履修し、特に総合教育科目においては、初年次教育として配置する授業科目を履修し、高等学校から大学への円滑な移行を図り、人間理解を基礎として主体的に学ぶ姿勢と在学中の学習効果を高めるためのスキルを習得する。また、地域貢献活動等を取り入れた授業科目では、実践学修を通じて福祉マインドを身につける。
〈2~3年次〉
社会福祉士をはじめ各種資格取得に必要な授業科目を中心に履修し、様々な福祉の専門領域の知識を蓄え、演習や実習を通じて倫理観と共感性を持ったコミュニケーション能力を育む。そして、他者と連携して課題発見から課題解決まで行う専門的な相談技術を習得する。また、学科専攻ごとの専門分野の授業科目、実習科目を履修することにより知識と技術の融合を図り、課題発見・解決能力を身につける。
〈3~4年次〉
専門発展科目やキャリア関連科目を履修し、卒業後の進路を意識した専門性を高めるとともに、職業を通じて地域社会とどのようにかかわっていくのか、明確な課題意識と具体的な目標をもち、それを実現するための総合的な能力(実践力)を習得する。
【学修評価の方法】
○総合教育科目及び専門科目を構成する各授業科目の学修評価は、当該授業科目のねらい、到達目標に対し、各科目の評価方法、評価基準に照らして学生個々の達成度を測って行う。
○各学年における学修成果の評価は、当該年度の履修科目におけるGPAに集約し、アドバイザーが修得単位数とともに学修状況評価に応じた指導、助言を行う。
○自己評価ツールの導入により、学生が自ら目標を設定し計画を立てて学び、学修の達成度を確認し評価することにより、不断の振り返りと課題への取組を行う。
■社会福祉学科 介護福祉専攻
人間福祉学部社会福祉学科介護福祉専攻における教育課程は、大きく総合教育科目と専門科目に区分し、それぞれを構成する授業科目は、学位授与の方針に基づく課程修了時の資質・能力の獲得を担保するため、学修領域ごとに系統性をもって過不足なく配置する。また、相互に有機的な関連性、履修の順序性をもたせることで、教育課程全体として体系的な編成を確保し、以下に示す学修内容、学修方法、学修過程及び学修評価の方法により実施する。
【学修内容】
総合教育科目と専門科目は相互に関連し、両者を段階的に学んでいくことにより、福祉マインドの醸成と専門的な知識・技能を備えた専門職としての資質・能力を身につけることになる。それぞれの学修内容は次のとおりとする。
〈総合教育科目〉
総合教育科目では、「人間」、「社会」、「自然」、「言語」、「スポーツ」、「学びの基礎」という区分を通して社会の一員として必要とされる学ぶ姿勢や方法を習得するとともに、専門教育へつながる深い人間理解のための総合的・多角的視野を身につける。
〈専門基礎科目〉
専門基礎科目では、専門性の高い科目を学ぶために必要となる汎用的な知識を用いて思考する基礎的能力を身につける。
〈専門基幹科目〉
専門基幹科目では、社会福祉領域を中心とする専門的な科目を履修し、具体的な課題解決のための能力を身につける。
〈専門発展科目〉
専門発展科目では、介護福祉の領域に関連する高度な専門知識ならびに実践的な技能等を習得する。
【学修方法】
総合教育科目及び専門科目を構成する各科目の授業形態は、授業の到達目標や教育方法、クラスサイズにより、講義、演習、実習・実技及び卒業研究に区分する。また、学生の能動的な学修を促し教育効果を高めるため、演習科目を中心にグループワーク、フィールドワーク、プレゼンテーション、課題発見・解決型学習及びディスカッション等を取り入れた授業を実施し、実践を通じて知識や技能の活用を図るとともに、主体性、協働する姿勢、表現力を身につける。
特に、実践的な演習授業、学外研修、学外実習、地域連携による協働プログラムへの参加等、体験を通じた学びとその振り返りを重視する。
【学修過程】
〈1~2年次〉
人間理解を基礎として必要な知識を主体的に学ぶ総合教育科目・専門基礎科目を履修することにより、幅広い教養を身につける。特に初年次教育である「基礎演習」を通して、大学での学習効果を高めるためのスキルを学び、汎用的な知識を用いて思考する能力を身につける。
また、これらと並行して、介護福祉士資格取得に必要な指定科目を履修することにより、介護を思考する能力を養い、介護を必要とする人の尊厳を保ち、生活を総合的に支援するための知識と技術を習得し、倫理観やコミュニケーション能力を身につける。
〈2~3年次〉
社会福祉士資格取得に必要な専門基礎科目、専門基幹科目を中心に履修し、多様な福祉ニーズに対応するための専門領域の知識を蓄え、相談援助を行う技術を習得する。
〈4年次〉
専門分野のキャリア関連科目を履修し、卒業後の具体的な進路を意識し、職業を通じて地域社会とどのようにかかわっていくのか、明確な課題意識と具体的な目標を持ちそれを実現するための実践力を身につける。
【学修評価の方法】
○総合教育科目及び専門科目を構成する各授業科目の学修評価は、当該授業科目のねらい、到達目標に対し、各科目の評価方法、評価基準に照らして学生個々の達成度を測って行う。
○各学年における学修評価は、当該年度の履修科目におけるGPAに集約し、アドバイザーが修得単位数とともに学修状況評価に応じた指導、助言を行う。
○自己評価ツールの導入により、学生が自ら目標を設定し計画を立てて学び、学修の達成度を確認し評価することにより、不断の振り返りと課題への取組を行う。
■共生社会学科
人間福祉学部共生社会学科における教育課程は、大きく総合教育科目と専門科目に区分し、それぞれを構成する授業科目は、学位授与の方針に基づく課程修了時の資質・能力の獲得を担保するため、学修領域ごとに系統性をもって過不足なく配置する。また、相互に有機的な関連性、履修の順序性をもたせることで、教育課程全体として体系的な編成を確保し、以下に示す学修内容、学修方法、学修過程及び学修評価の方法により実施する。
【学修内容】
総合教育科目と専門科目は相互に関連し、両者を段階的に学んでいくことにより、福祉マインドの醸成と専門的な知識・技能を備えた専門職としての資質・能力を身につけることになる。それぞれの学修内容は次のとおりとする。
〈総合教育科目〉
総合教育科目では、「人間」、「社会」、「自然」、「言語」、「スポーツ」、「学びの基礎」という区分を通して社会の一員として必要とされる学ぶ姿勢や方法を習得するとともに、専門教育へつながる深い人間理解のための総合的・多角的視野を身につける。
〈専門基礎科目〉
専門基礎科目は、専門性の高い科目を学ぶために必要となる知識を用いて思考する基礎的能力を身につける。
〈専門基幹科目〉
専門基幹科目は、社会福祉領域を中心とする具体的な課題解決のための能力の習得を目指した専門性を身につける。
〈専門発展科目〉
専門発展科目は、社会福祉、心理、教育の領域に関連するより高度な専門知識ならびに実践的な技能等を習得する。
【学修方法】
総合教育科目及び専門科目を構成する各科目の授業形態は、授業の到達目標や教育方法、クラスサイズにより、講義、演習、実習・実技及び卒業研究に区分する。また、学生の能動的な学修を促し教育効果を高めるため、演習科目を中心にグループワーク、フィールドワーク、プレゼンテーション、課題発見・解決型学習およびディスカッション等を取り入れた授業を実施し、実践を通じて知識や技能の活用を図るとともに、主体性、協働する姿勢、表現力を身につける。
特に、実践的な演習授業、学外研修、学外実習、地域連携による協働プログラムへの参加等、体験を通じた学びとその振り返りを重視する。
【学修過程】
〈1~2年次〉
総合教育科目及び専門基礎科目を中心に履修し、特に総合教育科目においては、初年次教育として配置する授業科目を履修し、高等学校から大学への円滑な移行を図り、人間理解を基礎として主体的に学ぶ姿勢と在学中の学習効果を高めるためのスキルを習得する。また、地域貢献活動等を取り入れた授業科目により、実践学修を通じて福祉マインドを身につける。
〈2~3年次〉
主に社会福祉、心理、教育の領域に関連する様々な分野の知識を蓄え、実践的な課題発見・課題解決能力の習得を目指す。また、演習や実習を通じて共感性をもったコミュニケーション能力を育み、課題解決に際して他者と連携・協働する能力を身につける。
〈3~4年次〉
専門発展科目を中心に履修し、卒業後の進路を意識し、明確な目標をもって各自の専門性を高めるとともに、状況に応じたアセスメント能力、個別のニーズに応じた支援計画もしくは指導計画を作成する能力を含む、相談援助もしくは特別支援教育の実践のための総合的な能力の習得を目指す。
【学修評価の方法】
○総合教育科目及び専門科目を構成する各授業科目の学修評価は、当該授業科目のねらい、到達目標に対し、各科目の評価方法、評価基準に照らして学生個々の達成度を測って行う。
○各学年における学修成果の評価は、当該年度の履修科目におけるGPAに集約し、アドバイザーが修得単位数とともに学修状況評価に応じた指導、助言を行う。
○自己評価ツールの導入により、学生が自ら目標を設定し計画を立てて学び、学修の達成度を確認し評価することにより、不断の振り返りと課題への取組を行う。
子ども教育学部子ども教育学科における教育課程は、大きく総合教育科目と専門科目に区分し、それぞれを構成する授業科目は、学位授与方針に基づく課程修了時の資質・能力の獲得を担保するため、学修領域ごとに系統性をもって過不足なく配置する。3年次には保育者としての専門性を多様な切り口から追究するため、子ども未来コース、子どもアート表現コース、子どもスポーツ健康コースの三つのコースを設置し、専門科目内にコース選択科目を配置する。授業科目に関しては、相互に有機的な関連性、履修の順序性をもたせることで、教育課程全体として体系的な編成を確保し、以下に示す学修内容、学修方法、学修過程及び学修評価の方法により実施する。
また、以上の教育課程において、学びの主体である学生自身が、以下の三つの学びを柱として、各科目内、あるいは科目間においてそれらの学びを相互に関連させながら、着実に自己の学びを積み重ねていく「循環する学びのプロセス」の獲得を目指すものとする。
・知識と教養及び人間の探求にかかわる「子どもへの学び」
・保育者としての専門性にかかわる実践的な経験を基にした「子どもからの学び」
・仲間とともに対話、思考し、協働する「なかまとの学び」
【学修内容】
総合教育科目と専門科目は相互に連関し、両者を統合して段階的に学んでいくことにより、人間への探求とともに専門的な知識、技能を備えた職業人としての資質、能力を身につけることになる。それぞれの学修内容は次のとおりとする。
総合教育科目では、「人間」、「社会」、「自然」、「言語」、「スポーツ」、「学びの基礎」という区分を通して社会の一員として必要とされる学ぶ姿勢や方法を習得するとともに、専門教育へつながる深い人間理解のための総合的・多角的視野を身につける。
専門科目では、総合教育科目を通して培われた様々な視点から物事を思考する能力を発展させ、保育学を学ぶ者として必要とされる専門的な知識、技能並びに子どもや保育・子育てをめぐる社会の動向に対応して、多様な背景をもつ他者と協働しつつ取り組む姿勢と行動力を身につける。また、3年次から設置されたコースを選択し、よりその分野に特化した学びを深めることにより、子どもと社会の未来について深く思考しながら行動できる専門職としての実践力を習得する。各コースの学修内容は以下の通りである。
〈子ども未来コース〉
幅広い領域から子どもの心や身体の育ち、それを取り巻く環境について学び、多様な保育実践に触れることで子ども理解を深めるとともに保護者や家庭への援助のあり方を考える。それらを通して、省察的実践家として自らの保育を柔軟に創造していく力を身につける。
〈子どもアート表現コース〉
子どもの表現世界を、様々な表現領域(舞踊、音楽、造形、言葉、演劇)から総合的に学ぶことで、子どもの生きる営みの中に多様な形で表される表現=アートを見出し、育み、支えるための知識・技能を身につける。
〈子どもスポーツ健康コース〉
スポーツや自然体験、健康に関する分野を総合的に学ぶことで、子どもの身体を動かす遊びを中心とした身体活動の意味を見出し、安全で幅広い活動を支えるための知識・技能を身につける。
【学修方法】
総合教育科目及び専門科目を構成する各科目の授業形態は、授業の到達目標や教育方法、クラスサイズにより、講義、演習、実習・実技及び卒業研究に区分する。また、学生の能動的な学修を促し教育効果を高めるため、演習科目を中心にグループワーク、フィールドワーク、プレゼンテーション、課題発見・解決型学習及びディスカッション等を取り入れた授業を実施する。
特に、実践的な演習授業、学外研修、学外実習、地域連携による協働プログラムへの参加等、体験を通じた学びとその振り返りを重視する。
【学修過程】
〈1年次〉
総合教育科目及び専門基礎科目を中心に履修し、現代社会や人間に関する幅広い教養と専門分野における原理や基本的知識を身につける。また、保育実践経験等を取り入れた必修の専門基幹科目を履修し、専門分野につながる基本的知識・技能と保育マインドを身につける。特に1年次では少人数制の初年次教育である「基礎演習」を通して、高等教育から大学への円滑な移行を図り、主体的に学ぶ姿勢と在学中の学習効果を高めるためのスキルとそれ以後の能動的な学修態度の基礎を築く。
〈2~3年次〉
保育士資格・幼稚園教諭一種免許状取得に必要な必修の専門基幹科目を中心として、選択の専門基幹科目並びに専門発展科目を履修することにより、すべての子どもや家族、それらを取り巻く社会への理解に関する知識と、保育技術や保育を計画し、実践するための様々な専門的知識・技能を習得する。また、実習科目を履修することにより、知識と技術の融合を図り、課題を発見し、課題解決のための改善方策を思考する力を身につける。
〈3~4年次〉
特に専門的に深めたい分野のコースを選択し、その分野に配置された専門発展科目を履修することにより、保育の場で積極的に活用できる実践力や思考力を培う。加えて、3年次必修科目である「キャリア講座」を履修することにより、卒業後の進路を意識する。
〈4年次〉
2年次以降の実習教育の集大成として、保育の実践と理念をつなぐ専門発展科目の必修科目である「保育・教職実践演習(幼稚園)」を履修し、多様化する保育ニーズに対応できる能力やそれを活用するための実践力を身につける。加えて、選択科目である「卒業研究」や各コースに配置された「保育実践研究」「表現研究」「スポーツ健康研究」を履修することにより、卒業後の進路を意識した専門性を高める。
【学修評価の方法】
○総合教育科目及び専門科目群を構成する各授業科目の科目担当者による学修評価は、当該授業科目のねらい、到達目標に対し、各科目の評価方法、評価基準に照らして学生個々の達成度を測って行う。
○各学年における学修評価は、当該年度の履修科目におけるGPAに集約し、アドバイザーが修得単位数とともに学修状況に応じた指導、助言を行う。
○自己評価ツールの導入により、学生が自ら目標を設定し計画を立てて学び、学修の達成度を確認し評価することにより、不断の振り返りと課題への取り組みを行う。
人間科学部における人間共生の理念を踏まえ、心理学科は心理支援に有益な心理学の知識と技法を学修するとともに、心理支援者としての資質向上と、人々のメンタルヘルス維持・向上に生涯学習を役立てる。
教育課程は、大きく総合教育科目と専門科目に区分し、それぞれを構成する授業科目は、学位授与の方針に基づく課程修了時の資質・能力の獲得を担保するため、学修領域ごとに系統性をもって過不足なく配置する。また、相互に有機的な関連性、履修の順序性をもたせることで、教育課程全体として体系的な編成を確保し、以下に示す学修内容、学修方法、学修課程及び学修評価の方法により実施する。
【学修内容】
「総合教育科目」と「専門科目」は相互に関連し、両者を統合して段階的に学んでいくことにより、心への探求とともに専門的な知識、技術、技能を備えた職業人としての資質、能力を身につけることになる。それぞれの学修内容は次のとおりとする。
〈総合教育科目〉
総合教育科目では、「人間」、「社会」、「自然」、「言語」、「スポーツ」、「学びの基礎」という区分を通して社会の一員として必要とされる学ぶ姿勢や方法を習得するとともに、専門教育へつながる深い人間理解のための総合的・多角的視野を身につける。これは人間の多様姓・多元性という共生の理念とも関連する学修となる。
〈専門基礎科目〉
専門基礎科目では、心理学全般の基本的知識を学修すると共に人権やライフサイクルと共生社会との関連や生涯学習の基本的考え方を概論として学び、心理学と共生、生涯学習を統合的に理解する基盤を構成する。
〈専門基幹科目〉
専門基幹科目では、専門基礎科目で身につけた知識や考え方の具体的適用方法を、演習や実験、実習も交えて学修する。
〈専門発展科目〉
専門発展科目では、専門基礎科目、専門基幹科目で修得した考え方を統合的に扱い、社会における具体的な事象への適用及び実践のための技能等を習得する。
【学修方法】
総合教育科目および専門科目を構成する各科目の授業形態は、授業の到達目標や教育方法、クラスサイズにより、講義、演習、実習、実験および卒業研究に区分される。また、学生の能動的な学修を促し教育効果を高めるため、演習科目を中心にグループワーク、フィールドワーク、プレゼンテーション、課題発見・解決型学習およびグループディスカッション等を取り入れた授業を実施する。特に実践的な演習授業、学外研修、学外実習、地域連携による協働プログラムへの参加等、体験を通じた学びとその振り返りを重視する。
【学修課程】
〈1~2年次〉
総合教育科目および専門基礎科目を中心に履修し、現代社会や人間に関する幅広い教養と専門分野における原理や基本的知識を身につける。また心理学の主要な領域についての基本的知識を習得していく。特に総合教育科目においては、初年次教育として配置する「基礎演習」等を通して、高等学校から大学への円滑な移行を図り、主体的に学ぶ姿勢と在学中の学習効果を高めるとともに、人間共生のテーマを初歩的な心理学の知識を導入して考察することで、共生と心理学を結びつける学修を行う。同時に「人間共生マインド実践講座」において「総合教育科目」での学びも適用しながら文化、宗教、世代の違いや、病気・障がい等の有無が個人や集団の日常生活にいかなる影響を及ぼすのか、多様で多元な個人や集団が安心、安全に生活できるとはどういうことなのか、人間共生に関する身近な課題にはどのようなものがあるのか、について理解を深め、人間共生を志向する基本的態度を身につける。
〈2~3年次〉
心理学の専門領域に関連する知識を備え演習、実験、実習等を通じて専門領域、特に心理支援に必要な能力や技術を修得する。それらの知識・技術を基盤として、実践的な課題発見・課題解決能力の取得を目指す。
〈3~4年次〉
専門発展科目を中心に履修し、卒業後の進路を意識した目標のもとに各自の専門性を高める。心理学や心理支援に関する多様な科目を履修すると共に、障がいや疾患、メンタルヘルス不調と人間共生との関わりを洞察し、生涯学習の活用も含めた心理支援のあり方、心理支援者としてのあり方を「専門演習Ⅰ」、「専門演習Ⅱ」における専門的学びや「卒業研究」への取り組みへ活かしていく。
【学修評価の方法】
○総合教育科目および専門科目群を構成する各授業科目の科目担当者による学修評価は、当該授業科目のねらい、到達目標に対し、各科目の評価方法、評価基準に照らして学生個々の達成度を測って行う。
○各学年における学修評価は、当該年度の履修科目におけるGPAに集約し、アドバイザーが修得単位数とともに学修状況に応じた指導、助言を行う。
○自己評価ツールの導入により、学生が自ら目標を設定し計画を立てて学び、学修の達成度を確認し評価することにより、不断の振り返りと課題への取組みを行う。
【DCUの求める学生像】
本学は、建学の精神である「捨我精進」に基づき、柔軟な思考と行動力のある人間性の豊かな人材を育成したいと考えています。
人間福祉学部では、建学の精神に沿って、次のような興味・関心・問題意識を持ち、将来、地域社会・国際社会に貢献できる学生の入学を期待します。
【AP(アドミッション・ポリシー)学部】
<人間福祉学部>
福祉や教育分野に興味・関心を持ち、さまざまな生きづらさや生活課題を抱える人たちを支援することで、広く社会に貢献したいと考える学生。
【入学前に求める能力、経験、姿勢】
人間福祉学部で学ぶためには、次のような資質や能力、学力や経験、姿勢や態度を期待します。
APⅠ<持っている資質や能力>
①人の気持ちや状況を考えたうえで、様々な人と積極的に関わることができる。
②社会の問題に強い関心を持ち、その背景や要因について考えることができる。
③自ら主体的に学ぶことができる。
④様々な価値観を持つ人がいることを理解し、柔軟な思考ができる。
⑤自分の考えを持ちながら、他者と良好なコミュニケーションを図ることができる。
APⅡ<高校までの学力や経験>
①高校で学ぶ各教科における基礎的な知識や技能。
②社会のしくみや制度についての基本的な知識。
③人にわかりやすく伝えることができる基本的な日本語力。
④ボランティア等の社会的活動への参加、または生徒会、部活動等の継続的な活動、または習い事等の継続的な活動。
APⅢ<入学後に期待される姿勢や態度>
①専門職としての知識と技能を身に付け、社会に貢献しようという姿勢。
②目標をもち計画的に学業に取り組み、必要な知識、思考力、判断力、表現力、課題発見力および課題解決力など(DCU基礎力と専門性)を身につけようとする姿勢。
③実習も含め社会的活動に積極的に参加し、多様な人々と協働していく能力。
【入学者選抜および評価の方法】
入学者選抜では、次のような選抜方法(全学部共通)を置き、すべての入試において、AP(学部)、APⅠ、APⅡ、APⅢに基づき、学力の3要素(①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)を評価し、公正な審査を行います。
1 総合型選抜
強い目的意識や深く考える力、コミュニケーション能力などを持つ人、または学校内外で多様な活動をしてきた人を求める選抜方法です。
① 総合型選抜(課題提出型)
志望理由書、調査書、課題の提出を事前に求め、課題(50点)、プレゼンテーション(100点)と、志望理由書および調査書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
② 総合型選抜(活動報告型)
志望理由書、調査書、活動証明書、活動報告書の提出を事前に求め、活動報告書(50点)、プレゼンテーション(100点)と、志望理由書、調査書、活動証明書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
③ 総合型選抜(特待生型)
志望理由書、調査書、課題の提出を事前に求め、課題(50点)、プレゼンテーション(100点)と、志望理由書および調査書をもとにした面接(100点)、および小論文(100点)によって総合的に評価します。
2 学校推薦型選抜
学業および人物がすぐれ、学校長が推薦する人を対象とする選抜です。
志望理由書、調査書、学校長の推薦書を事前に提出し、調査書(50点)、口頭試問(50点)、志望理由書、調査書、推薦書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
3 一般選抜
書類審査と学力試験で判定する選抜方法です。
① 一般選抜(個別試験型)
提出した志望理由書(10点)および調査書(10点)、本学で受験する「国語」(100点※現代文のみ)と「英語」(100点)の試験によって総合的に評価します。
② 一般選抜(大学入学共通テスト利用型)
提出した志望理由書(10点)および調査書(10点)、大学入学共通テストの高得点2科目(それぞれ100点満点に換算し合計200点満点とする)によって総合的に評価します。
各選抜方法と学力の3要素との関連は以下の通りです。
選抜型 | 選抜方法 | 配点 | 知識 技能 |
思考力 判断力 表現力 |
主体性 多様性 協働性 |
※備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
総合型選抜 (課題提出型) |
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
調査書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
課題 | 50 | ◎ | ○ | |||
プレゼンテーション | 100 | ○ | ◎ | 質疑応答を含む | ||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
総合型選抜 (活動報告型) |
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
調査書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
活動証明書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
活動報告書 | 50 | ◎ | ○ | |||
プレゼンテーション | 100 | ○ | ◎ | 質疑応答を含む | ||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
総合型選抜 (特待生型) |
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
調査書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
課題 | 50 | ◎ | ○ | |||
プレゼンテーション | 100 | ○ | ◎ | 質疑応答を含む | ||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
小論文 | 100 | ○ | ◎ | |||
学校推薦型選抜 | 推薦書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
調査書 | 50 | ◎ | ||||
口頭試問 | 50 | ○ | ◎ | |||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
一般選抜 (個別試験型) |
志望理由書 | 10 | ○ | ◎ | ||
調査書 | 10 | ◎ | ||||
国語※ | 100 | ◎ | ○ (記述) |
80~100字の記述問題を含む | ||
英語※ | 100 | ◎ | ○ (記述) |
記述問題を含む、検定試験等は利用しない | ||
一般選抜 (大学入学共通テスト利用型) |
志望理由書 | 10 | ○ | ◎ | ||
調査書 | 10 | ◎ | ||||
高得点1 | 100 (換算) |
◎ | 英語はリーディング・リスニングの合計点を100点に換算する。 | |||
高得点2 | 100 (換算) |
◎ |
4 その他
①調布学園卒業生子女等選抜
本学の建学の精神および教育理念に深い理解を示す同窓生の子女等を受け入れることにより、本学の伝統を継承、発展させるための一助とする選抜制度です。
志望理由書、調査書を事前に提出し、口頭試問(50点)、志望理由書、調査書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
②社会人選抜
高等学校等を卒業し、社会人としての経験を有する人を対象とする選抜制度です。社会で培ってきた社会人基礎力と学修に対する主体的な姿勢が求められます。
志望理由書を事前に提出し、面接(100点)と小論文(100点)によって総合的に評価します。
③3年次編入学選抜
大学に在籍中または卒業、あるいは短期大学等を卒業し、本学の3年次編入を希望する人を対象とする選抜制度です。専門分野に対する発展的な学修を継続したいという意欲と姿勢が求められます。
志望理由書を事前に提出し、面接(100点)と小論文(100点)によって総合的に評価します。
【DCUの求める学生像】
本学は、建学の精神である「捨我精進」に基づき、柔軟な思考と行動力のある人間性の豊かな人材を育成したいと考えています。
子ども教育学部では、建学の精神に沿って、次のような興味・関心・問題意識を持ち、将来、地域社会・国際社会に貢献できる学生の入学を期待します。
【AP(アドミッション・ポリシー)学部】
<子ども教育学部>
保育及び子ども関連分野に興味・関心を持ち、子どもの未来のために、豊かな心をもって保育・子育て支援に貢献したいと考える学生。
【入学前に求める能力、経験、姿勢】
子ども教育学部で学ぶためには、次のような資質や能力、学力や経験、姿勢や態度を期待します。
APⅠ<持っている資質や能力>
①人の気持ちや状況を考えたうえで、様々な人と積極的に関わることができる。
②社会の問題に強い関心を持ち、その背景や要因について考えることができる。
③自ら主体的に学ぶことができる。
④様々な価値観を持つ人がいることを理解し、柔軟な思考ができる。
⑤自分の考えを持ちながら、他者と良好なコミュニケーションを図ることができる。
APⅡ<高校までの学力や経験>
①高校で学ぶ各教科における基礎的な知識や技能。
②社会のしくみや制度についての基本的な知識。
③人にわかりやすく伝えることができる基本的な日本語力。
④ボランティア等の社会的活動への参加、または生徒会、部活動等の継続的な活動、または習い事等の継続的な活動。
APⅢ<入学後に期待される姿勢や態度>
①専門職としての知識と技能を身に付け、社会に貢献しようという姿勢。
②目標をもち計画的に学業に取り組み、必要な知識、思考力、判断力、表現力、課題発 見力および課題解決力など(DCU基礎力と専門性)を身につけようとする姿勢。
③実習も含め社会的活動に積極的に参加し、多様な人々と協働していく能力。
【入学者選抜および評価の方法】
入学者選抜では、次のような選抜方法(全学部共通)を置き、すべての入試において、AP(学部)、APⅠ、APⅡ、APⅢに基づき、学力の3要素(①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)を評価し、公正な審査を行います。
1 総合型選抜
強い目的意識や深く考える力、コミュニケーション能力などを持つ人、または学校内外で多様な活動をしてきた人を求める選抜方法です。
①総合型選抜(課題提出型)
志望理由書、調査書、課題の提出を事前に求め、課題(50点)、プレゼンテーション(100点)と、志望理由書および調査書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
②総合型選抜(活動報告型)
志望理由書、調査書、活動証明書、活動報告書の提出を事前に求め、活動報告書(50点)、プレゼンテーション(100点)と、志望理由書、調査書、活動証明書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
③総合型選抜(特待生型)
志望理由書、調査書、課題の提出を事前に求め、課題(50点)、プレゼンテーション(100点)と、志望理由書および調査書をもとにした面接(100点)、および小論文(100点)によって総合的に評価します。
2 学校推薦型選抜
学業および人物がすぐれ、学校長が推薦する人を対象とする選抜です。
志望理由書、調査書、学校長の推薦書を事前に提出し、調査書(50点)、口頭試問(50点)、志望理由書、調査書、推薦書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
3 一般選抜
書類審査と学力試験で判定する選抜方法です。
①一般選抜(個別試験型)
提出した志望理由書(10点)および調査書(10点)、本学で受験する「国語」(100点※現代文のみ)と「英語」(100点)の試験によって総合的に評価します。
②一般選抜(大学入学共通テスト利用型)
提出した志望理由書(10点)および調査書(10点)、大学入学共通テストの高得点2科目(それぞれ100点満点に換算し合計200点満点とする)によって総合的に評価します。
各選抜方法と学力の3要素との関連は以下の通りです。
選抜型 | 選抜方法 | 配点 | 知識 技能 |
思考力 判断力 表現力 |
主体性 多様性 協働性 |
※備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
総合型選抜 (課題提出型) |
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
調査書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
課題 | 50 | ◎ | ○ | |||
プレゼンテーション | 100 | ○ | ◎ | 質疑応答を含む | ||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
総合型選抜 (活動報告型) |
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
調査書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
活動証明書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
活動報告書 | 50 | ◎ | ○ | |||
プレゼンテーション | 100 | ○ | ◎ | 質疑応答を含む | ||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
総合型選抜 (特待生型) |
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
調査書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
課題 | 50 | ◎ | ○ | |||
プレゼンテーション | 100 | ○ | ◎ | 質疑応答を含む | ||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
小論文 | 100 | ○ | ◎ | |||
学校推薦型選抜 | 推薦書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
調査書 | 50 | ◎ | ||||
口頭試問 | 50 | ○ | ◎ | |||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
一般選抜 (個別試験型) |
志望理由書 | 10 | ○ | ◎ | ||
調査書 | 10 | ◎ | ||||
国語※ | 100 | ◎ | ○ (記述) |
80~100字の記述問題を含む | ||
英語※ | 100 | ◎ | ○ (記述) |
記述問題を含む、検定試験等は利用しない | ||
一般選抜 (大学入学共通テスト利用型) |
志望理由書 | 10 | ○ | ◎ | ||
調査書 | 10 | ◎ | ||||
高得点1 | 100 (換算) |
◎ | 英語はリーディング・リスニングの合計点を100点に換算する。 | |||
高得点2 | 100 (換算) |
◎ |
4 その他
①調布学園卒業生子女等選抜
本学の建学の精神および教育理念に深い理解を示す同窓生の子女等を受け入れることにより、本学の伝統を継承、発展させるための一助とする選抜制度です。
志望理由書、調査書を事前に提出し、口頭試問(50点)、志望理由書、調査書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
②社会人選抜
高等学校等を卒業し、社会人としての経験を有する人を対象とする選抜制度です。社会で培ってきた社会人基礎力と学修に対する主体的な姿勢が求められます。
志望理由書を事前に提出し、面接(100点)と小論文(100点)によって総合的に評価します。
【DCUの求める学生像】
本学は、建学の精神である「捨我精進」に基づき、柔軟な思考と行動力のある人間性の豊かな人材を育成したいと考えています。
人間科学部では、建学の精神に沿って、次のような興味・関心・問題意識を持ち、将来、地域社会・国際社会に貢献できる学生の入学を期待します。
【AP(アドミッション・ポリシー)学部】
<人間科学部>
人間の共生に向けた人々の心の支援や生涯学習に関心を持ち、心理学に基づいてこれらに貢献、実践したいと考える学生。
【入学前に求める能力、経験、姿勢】
人間科学部で学ぶためには、次のような資質や能力、学力や経験、姿勢や態度を期待します。
APⅠ<持っている資質や能力>
①人の気持ちや状況を考えたうえで、様々な人と積極的に関わることができる。
②社会の問題に強い関心を持ち、その背景や要因について考えることができる。
③自ら主体的に学ぶことができる。
④様々な価値観を持つ人がいることを理解し、柔軟な思考ができる。
⑤自分の考えを持ちながら、他者と良好なコミュニケーションを図ることができる。
APⅡ<高校までの学力や経験>
①高校で学ぶ各教科における基礎的な知識や技能。
②社会のしくみや制度についての基本的な知識。
③人にわかりやすく伝えることができる基本的な日本語力。
④ボランティア等の社会的活動への参加、または生徒会、部活動等の継続的な活動、または習い事等の継続的な活動。
APⅢ<入学後に期待される姿勢や態度>
①専門職としての知識と技能を身に付け、社会に貢献しようという姿勢。
②目標をもち計画的に学業に取り組み、必要な知識、思考力、判断力、表現力、課題発見力および課題解決力など(DCU基礎力と専門性)を身につけようとする姿勢。
③実習も含め社会的活動に積極的に参加し、多様な人々と協働していく能力。
【入学者選抜および評価の方法】
入学者選抜では、次のような選抜方法(全学部共通)を置き、すべての入試において、AP(学部)、APⅠ、APⅡ、APⅢに基づき、学力の3要素(①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)を評価し、公正な審査を行います。
1 総合型選抜
強い目的意識や深く考える力、コミュニケーション能力などを持つ人、または学校内外で多様な活動をしてきた人を求める選抜方法です。
①総合型選抜(課題提出型)
志望理由書、調査書、課題の提出を事前に求め、課題(50点)、プレゼンテーション(100点)と、志望理由書および調査書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
②総合型選抜(活動報告型)
志望理由書、調査書、活動証明書、活動報告書の提出を事前に求め、活動報告書(50点)、プレゼンテーション(100点)と、志望理由書、調査書、活動証明書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
③総合型選抜(特待生型)
志望理由書、調査書、課題の提出を事前に求め、課題(50点)、プレゼンテーション(100点)と、志望理由書および調査書をもとにした面接(100点)、および小論文(100点)によって総合的に評価します。
2 学校推薦型選抜
学業および人物がすぐれ、学校長が推薦する人を対象とする選抜です。
志望理由書、調査書、学校長の推薦書を事前に提出し、調査書(50点)、口頭試問(50点)、志望理由書、調査書、推薦書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
3 一般選抜
書類審査と学力試験で判定する選抜方法です。
①一般選抜(個別試験型)
提出した志望理由書(10点)および調査書(10点)、本学で受験する「国語」(100点※現代文のみ)と「英語」(100点)の試験によって総合的に評価します。
②一般選抜(大学入学共通テスト利用型)
提出した志望理由書(10点)および調査書(10点)、大学入学共通テストの高得点2科目(それぞれ100点満点に換算し合計200点満点とする)によって総合的に評価します。
各選抜方法と学力の3要素との関連は以下の通りです。
選抜型 | 選抜方法 | 配点 | 知識 技能 |
思考力 判断力 表現力 |
主体性 多様性 協働性 |
※備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
総合型選抜 (課題提出型) |
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
調査書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
課題 | 50 | ◎ | ○ | |||
プレゼンテーション | 100 | ○ | ◎ | 質疑応答を含む | ||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
総合型選抜 (活動報告型) |
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
調査書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
活動証明書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
活動報告書 | 50 | ◎ | ○ | |||
プレゼンテーション | 100 | ○ | ◎ | 質疑応答を含む | ||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
総合型選抜 (特待生型) |
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
調査書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
課題 | 50 | ◎ | ○ | |||
プレゼンテーション | 100 | ○ | ◎ | 質疑応答を含む | ||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
小論文 | 100 | ○ | ◎ | |||
学校推薦型選抜 | 推薦書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | |||
志望理由書 | ※ | 点数化せず面接で確認する | ||||
調査書 | 50 | ◎ | ||||
口頭試問 | 50 | ○ | ◎ | |||
面接 | 100 | ○ | ◎ | |||
一般選抜 (個別試験型) |
志望理由書 | 10 | ○ | ◎ | ||
調査書 | 10 | ◎ | ||||
国語※ | 100 | ◎ | ○ (記述) |
80~100字の記述問題を含む | ||
英語※ | 100 | ◎ | ○ (記述) |
記述問題を含む、検定試験等は利用しない | ||
一般選抜 (大学入学共通テスト利用型) |
志望理由書 | 10 | ○ | ◎ | ||
調査書 | 10 | ◎ | ||||
高得点1 | 100 (換算) |
◎ | 英語はリーディング・リスニングの合計点を100点に換算する。 | |||
高得点2 | 100 (換算) |
◎ |
4 その他
①調布学園卒業生子女等選抜
本学の建学の精神および教育理念に深い理解を示す同窓生の子女等を受け入れることにより、本学の伝統を継承、発展させるための一助とする選抜制度です。
志望理由書、調査書を事前に提出し、口頭試問(50点)、志望理由書、調査書をもとにした面接(100点)によって総合的に評価します。
②社会人選抜
高等学校等を卒業し、社会人としての経験を有する人を対象とする選抜制度です。社会で培ってきた社会人基礎力と学修に対する主体的な姿勢が求められます。
志望理由書を事前に提出し、面接(100点)と小論文(100点)によって総合的に評価します。
③3年次編入学選抜
大学に在籍中または卒業、あるいは短期大学等を卒業し、本学の3年次編入を希望する人を対象とする選抜制度です。専門分野に対する発展的な学修を継続したいという意欲と姿勢が求められます。
志望理由書を事前に提出し、面接(100点)と小論文(100点)によって総合的に評価します。
藤澤益夫 作詞
山内正治 作曲
一、光あふれる この丘に 旗高く揚げ さわやかに 若い力の 集ういま 手結ぶ友よ はなやかに 謳おう熱く 春秋を
二、月星めぐる この丘に かがり火燃えて あざやかに 若い命の 開くいま 肩組む友よ もろともに 惜もう深く この刻を
三、風薫り過ぐ この丘に 緑樹さやぐ しなやかに 若い想いの 伸びるいま 夢追う友よ はれやかに 望もう遠く 目路遥か
田園都市学園大学校歌を視聴いただくことができます。
» 校歌(mp3)のダウンロード