2022年1月13日（木）に4年次必修科目「保育・教職実践演習（幼稚園）」で、外部講師をお招きしたキャリアステップを考えるシンポジウムを開催しました。これから就職をする4年生にこれからのキャリアステップを考える一助となるように企画されました。
今年度は、社会福祉法人ル・プリ杜の会事業本部「杜の郷」（児童養護施設）の施設長中西晴之先生、鈴木航太先生、望月樹先生をお招きし、それぞれのご経験を踏まえてお話いただきました。
鈴木航太さんは、子ども未来学科の前身である子ども家庭福祉学科の卒業生で、保育士として10年以上のキャリアがあります。望月樹さんは今年度子ども未来学科を卒業した1年目の保育士です。
中西先生からは、これまでの福祉現場での豊富なご経験から、児童養護施設での支援や障害者施設建設の際の反対運動に携わったこと等について詳しくお話くださいました。
鈴木先生からは、就職後のキャリアや児童養護施設での子どもから教わったエピソードなどをお話いただき、子どもが好きという気持ちだけは持ち続けて欲しいとの熱いメッセージが送られました。
望月先生からは、大学時代の学び、1年目の職員としての経験や成長についてお話されました。
受講した4年生からは、「病気やケガ、結婚、子育てなどの可能性も視野にいれて働きたいと思った」「子どもの最善の利益を考え続けるために、研修や勉強などをこれからもがんばりたい」など、これからのキャリアに向けた前向きな意見が多く出ていました。