1年生の基礎演習でチームワークを学ぶためのアクティビティを行いました。アクティブラーニングが定着した現在の大学においては人と協同して学ぶ力が求められます。また、子ども未来学科の学生は将来保育現場で同僚の保育者と協力しながら仕事をしていくことになります。そのため、基礎演習においても他者と協力する力を養うことを重視しています。

　授業は5月30日と6月6日の2日間に渡り、チームワークをテーマとして「みんなで協力して楽しむゲームづくり」を行いました。5月30日にはその場で自分と同じ特徴をもっている人を見つける「そっくりさん探し」によってチームを決め、教員から提示したチームワークを必要とするゲームを体験しました。この体験を活かして6月6日には各チームでチームワークを必要とするゲームを開発し、それぞれのチームで考えたゲームをお互いに体験し合う「ゲームの縁日」を実践しました。

　まだ入学したばかりの1年生にとって、お互いをよく知らないメンバーの中で意見を出し合い、協力して楽しめるゲームを考えることはチームワークを学ぶためのよい体験となりました。「ゲームの縁日」では絵の伝言ゲームやジェスチャーで互いの誕生日を推測して誕生日順に並ぶゲームなど、チームワークが求められるゲームを学生たちは楽しんでいました。