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心理学科

2024.05.24

2024年度 社会教育実習 報告 No.3


「風船爆弾」の模型を囲みながら、解説いただきました。

 皆さんは、アジア・太平洋戦争の軍備拡張のための実験施設として使用されていた「登戸研究所」についてご存じでしょうか。 「登戸研究所」は1937年に旧日本陸軍により実験施設として開設され、秘密戦(防諜:スパイ活動防止、諜報:スパイ活動、謀略:破壊・暗殺、宣伝:人心の誘導)のための様々な秘密戦兵器が開発されていました。しかし、その実態については、決して外部にその活動内容を知らせることはありませんでした。1950年に閉鎖後、研究所跡地には明治大学生田キャンパスが開設され、現在に至っています。
 社会教育実習では、5月17日(金)、明治大学平和教育登戸研究所資料館を訪問し、館内見学の他、キャンパス内に現在も残る弾薬庫跡、慰霊碑等、案内いただきました。

                                                             
                       心理学科 長岡

  • 今回の訪問に際し、事前にドキュメンタリー映画『陸軍登戸研究所』(2012)を視聴しました。   

  • 薬品や弾薬庫として使用されていた倉庫跡も見学しました。


  • キャンパス内に残る弥心神社(現:生田神社)にて、説明いただきました。 (岩間和也くん 撮影)

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