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心理学科

2024.07.05

授業風景


 心理学科(1 年生)を対象とした「学習・言語心理学」の授業で,複数名で学ぶという学習の在り方について講義しました。

 今回は,いつも積極的に発表してくれる学生さんの 1 人で,藤江さんのコメントを紹介します。

                     科目担当 五島史子
協働学習における学習者の姿勢

藤江 優

 私はいままでグループディスカッションは、分けられたグループの中で特殊な意見や、ほかのグループでは出ないような意見を全体に向けて発表して、多面的な視点から物事をみられるようになることこそがグループディスカッションの意義だと思っていました。

 しかし、グループディスカッションを行う真の目的は学習者(我々生徒)一人ひとりがその学習に対する理解を深めていくための協働学習であるということを授業で学びました。

 私の実体験で、分けられたグループの中であまり発言をしない人に何も働きかけないことがありましたが、今後はグループ内の全員が意見を発表し、グループ内全員が課題遂行者になれるといいと,今回の学習を通して思いました。

 これによってその後の学習で各々の理解を深めていけることが、学習者一人ひとりにとって大切なことなのだと感じました。

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