PAGE TOP

心理学科

2024.08.28

授業風景


前回の続きを紹介します。

引続き,社会福祉専攻の1学生を対象にしたストレスに関する授業内容について,学生さんのコメントです。

  
                   科目担当 五島史子
坂倉 ソフィア 愛梨

 ストレス下にあると人は風邪をひきやすくなったり、手術の傷の治りが遅くなることを初めて知りました。心の状態と体の状態には関係があることはなんとなくわかっていましたが、食欲不振や吐き気、腹痛、頭痛などいかにも心と連動していそうな症状しか起こらないと思っていたので衝撃でした。

 実験の結果として、夏休み中と学期試験の前で傷の治りのスピードを比べると40%も違ったので、人間の体は不思議だなと思いました。これから先、手術を受けるようなことがあったら早く回復するためになるべくストレスのない環境で療養できるといいなと思いました。


土屋 奈々

 今回の授業で学んだことは、ストレスが人に与える影響です。心が健康な状態では、ありのままの自分でいることができるけれど、不健康な状態では、不安定な心理状況により、歪んだ価値観で物事を捉えてしまうことが分かりました。

 さらに、同じストレスでも、人によって受け止め方が違うことや、ストレスは自分の評価次第で受け取り方が変わることを学びました。また、短期間のストレッサーであれば、ポジティブな効果もあることに驚きました。

 「若いうちは買ってでも苦労するべき」といわれることがあります。実際に、若いころにストレスを受けると、情動的レジリエンスに繋がりストレスへの耐性が上がることにも驚きました。小言くらいに思っていましたが、心理学で証明されているのが面白いと感じました。


弟子丸 夕聖

 今回の授業で心の健康とストレスの関係について学ぶことができました。心の健康は生きていくうえでとても大切なことだと感じました。心が健康だと自分にも他者にも優しく肯定的になることができ、その結果仕事などの取り組みに良い影響があるのだと思いました。

 心理学的には、ストレッサー・ストレス反応・ストレスの3種類があることや短期的なストレスやストレッサーには人間とって良いことがあると知ることができました。

 私は、ストレス性の出来事があると脅威を感じてしまうため、今後はストレスを挑戦的に捉えて長期間ストレスを溜め込まないようにしたいと思いました。

お知らせ一覧を見る