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心理学科

2024.09.17

授業風景


 今回は,心理学科の1年生の学生さんの授業後に書いてもらったコメントをお届けします。「心理学」では,毎回異なる心理学の領域からそれぞれの特徴がわかる内容を取り上げて解説しています。

 おそらく初めて触れる心理学という学問について,難しさも含めてそのおもしろさが伝えられたらと思ってきました。15回の授業を通して,何を学んでくれたでしょうか,その感想をご覧ください。

科目担当  五島史子


安羅 

 心理学は領域の広い学問で、対象はさまざま、基礎から実践まであります。統計学も用いて、科学的な方法で研究をし、人間の心理や行動に関する法則を明らかにするのが心理学だということが分かりました。

 また、我々の心に無意識のうちに存在し、影響されている、占いや性格診断にも名前があって、心理学的に言うと「認知バイアス」というものがあることも学びました。

 講義を受けるまでは、心理学は数学や科学的なものを使うことを知らなかったので、衝撃を受けました。


粟飯原 柚月

 心理学という学問を学び、心理学というのは内観的に人の心を見るのではなく、科学的に、人の脳や行動、意識という面から研究が行われていることを知りました。

 高校生の時から心理学について学びたいと思っていて、その時は、心理学は人の心を読み取ったり、心理テストなどを学んだりするのだと思っていたため、前期15回の授業を通して、心理学についての認識がだいぶ違うことが分かりました。

 心理学というのはたくさんの領域があり、その一つ一つの内容が濃いため、難しいと思いましたが、理解すればするほど、点と点がつながっていくようにスッと頭に入ってくるため、この効果にはどういう実験が行われていたのだろうか、と授業で学んだこと以外にも学びたくなりました。


大曾根 晶

 心理学で人に生じる様々な心理現象を学びました。それにより、今まで自分自身不思議だなと思っていた心の問題がわかったり、社会の見かたが変わりました。

 特に印象に残っているのはプロスペクト理論です。自分はよく良いことがあった後に悪いことがあるとものすごく後悔します。人は同じ量でも得より損の方が影響が大きいことがわかり、これからはなるべく損をしないようにと考えました。

 また色により人の心理状況が変化することを学び、街を歩く時なぜあの色にしているのか考えるようになりました。



加藤 

 高校までは大学での心理学は「心理学」だけだと思っていてそれを深く幅広く学んでいくと思っていました。

 しかし、実際に授業を受けてみると「心理学」の中に「発達心理学」「学習心理学」「神経・整理心理学」など様々な領域があり、学ぶこともただ「人の心を知る」だったり「心について考える」などといったことではなく、脳について勉強したり、人の生涯について考えます。

 自分が想像していた以上に深いものだと思いました。



功刀 

 私がもともと持っていた心理学のイメージは鬱病にならないためにはどうしたらいいかなどメンタルケアの方法を学ぶ学問だと思っていました。

 しかし、実際入学して心理学のいろいろな授業を受けて、脳の繋がりだったり伝達のことだったり科学的に実験して証明してこの現象が起きているんだということを学ぶ学問でした。

 入学前と比べたら心理学に対するイメージにはギャップがありますが、根本的な所から学べるのでためになる学問だったなと感じることができました。

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