5月11日（金）介護福祉専攻3年生、4年生を対象に卒業生講演を開催しました。講師は、2013年卒業の小坂菜々さん。
小坂さんは、大学卒業時に取得した介護福祉士に加え、社会人となってから社会福祉士、さらに精神保健福祉士と社会福祉関係の国家資格全てを取得されました。これまでに精神障害者の地域生活支援にかんするネットワーク事業事務局、障害福祉課での相談職、相談支援センターでの地域移行支援等、幅広く活躍され、現在はセラピストとして心と体のケアを通じて人の人生を豊かにすることを目指して活動されております。
講演では、小坂さん自身が利用者とのかかわりの中で悩みつつ、考え、共に成長された様子を余すことなく伝えられ、単に仕事のことだけでなく、人として生きることの意味を教えてくださいました。

以下、一部ではありますが学生の感想です。

・これから自分が進む職場が介護施設以外にも沢山あることを知り
福祉の可能性を感じました。
・資格を取得することの重要性を教えていただきました。
・根底にある考えや熱意が仕事や人と関わって形になっていったの
だと感じた。
・私が苦手な自己覚知や思いの言語化の重要性を10年という長い時
間で見つけて、今も悩みながら新しいやりたいことに挑戦してい
る姿が素晴らしいです。
・様々な困難に見舞われても自分の人生に対して真剣に考え行動さ
れていることに勇気をもらいました。