國見 真理子 教授
モノ・カネ・ヒトの移動の自由化を通じてグローバル化が進展する中、様々な格差が深刻な社会問題となっており、社会福祉の専門家に対するニーズは高まっています。日本国憲法の「基本的人権の尊重」の精神は、「人」に対するサービスを主たる業務とする社会福祉においてはとりわけ大切です。また、CSRやディスクロージャー等のマネジメントツールは、社会福祉事業の持続的運営には重要といえ、社会福祉の専門家を目指す皆様と共に考えていく機会を持てればと思います。
主な担当科目
法学会計学 日本国憲法 専門演習
研究テーマ
グローバル化が進展する社会における法学と会計学の学際的研究、法教育
著書・論文
「ビッグデータ時代における法人のプライバシーとディスクロージャーに関する一考察」日本ディスクロージャー研究学会編『年報経営ディスクロージャー研究』第12号(2013年)、「国際経済法の観点からみたEUデータ保護指令に関する検討」『消費者庁個人情報保護制度における国際的水準に関する検討委員会報告書』(2012年)、「高等教育における「法教育」に関する一考察-福祉系大学での実践を通じて-」『田園調布学園大学紀要』第6号(2011年)、「日本の資本市場における非財務情報ディスクロージャーに関する一考察―効果的なCSR情報開示に向けたルール作成の必要性について―」<第2回プロネクサス懸賞論文佳作>『プロネクサス研究所レポート』第5号(2011年)、「新興国台頭下における日本企業のグローバル展開―持続可能な経済発展と安定した社会のために―」<財団法人日本関税協会創立60周年記念懸賞論文佳作>『貿易と関税』第57巻(2009年)、“TRIPS Agreement, is it really successful achievement in the WTO? -The difficulty of balancing between public and private interests-“Oregon Review of International Law Vol.1 (2001)
学位・資格・職歴
学位:学士(経済学)、修士(法学)、法務博士
職歴: 財団法人国際貿易投資研究所公正貿易センター客員研究員、独立行政法人日本学術振興会特別研究員、University of Michigan Law School Visiting Research Scholar、本学非常勤講師を経て現職、慶應義塾大学非常勤講師など
社会活動
所属学会:日本ディスクロージャー研究学会(会員担当幹事)、非営利法人研究学会、日本経済法学会、
日本国際経済法学会社会活動:金融庁金融研究センター特別研究員、消費者庁「個人情報保護における国際水準に関する検討委員会委員」