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共生社会学科

Student Interview

宝田 哉汰さん(大阪府・八洲学園高等学校出身)
特別支援教育コース3年

宝田 哉汰

入学した理由
中学時代に落ち込んだとき、先生の優しさに触れ、自分も先生になって生徒を助けたいと思いました。高校時代の職業体験で福祉にも興味を持ち、心理、福祉、教育の3つの分野を複合的に学べ、教育免許を取得できる点を魅力に感じ、田園調布学園大学への進学を決めました。

印象に残った学び
特別支援教育コースに進み「教育心理学」や「学習心理学」では、学びづらさを感じる生徒の心理や、評価の仕方による生徒の自己肯定感の変化などを学びました。3年次からの引馬 知子ゼミナールでは、誰もが自分らしく生きられる「共生社会の実現」へのアプローチを学んでいます。

将来の目標
私の目標は、「生徒のこころに寄り添うことのできる中学教師になること」、そして「少しでも共生社会の実現に貢献すること」です。中学時代に私に寄り添ってくださった先生のように、複雑で難しい時期でもある中学生たちの生きる力を後押しできる先生になりたいです。

引馬 知子教授
[担当科目]社会福祉学総論、共生社会論
学生との関係:専門演習担当教員

引馬 知子

未来の社会に必要な仕組みづくりを一緒に考えていきたい
ゼミナールでは「多様な人びとの共生と持続可能な社会」をテーマに、教育、労働、消費、自立生活などの社会福祉にかかわる分野を切り口に、人びとが生きやすい社会の仕組みについて話し合っています。宝田さんは大学での多角的な学びを通して、教職の内容はむろん、教育をより大きな社会構造の中でとらえる力がついてきたようです。何より、社会や世界に貢献したいという優しさがあり、将来が楽しみな学生です。

宮本 悠衣さん(神奈川県・横浜市立盲特別支援学校出身)
心理福祉コース3年

宮本 悠衣

入学した理由
人から影響を受けて自分が変わる経験をしたことで、人と接する仕事に就きたいと思い、興味のあった心理学や社会福祉全般が勉強できるこの学科を選びました。オープンキャンパスの個別相談で、先生方が親身に相談に乗ってくださり、安心感を覚えたことも志望理由の一つです。

印象に残った学び
横浜市中区の福祉保健センターで行ったソーシャルワーク実習です。区役所や保育園、社会福祉協議会など、さまざまな現場を訪れました。その中でも、簡易宿泊所が集まる地域で炊き出しなどの援助をする方にお話を聞いたことは、新たな視点を得られた貴重な体験になりました。

将来の目標
勉強を進めるうちに社会福祉により興味をもち、もっと学びを深めたいと思うようになったため大学院進学を希望しています。障がい者本人の視点を大事にするという、既存の研究とは大きく異なる障がい学を専門に勉強したいです。自分にしかできない社会貢献がきっとできると信じています。

引馬 知子教授
[担当科目]社会福祉学総論、共生社会論 など
学生との関係:専門演習担当教員

引馬 知子

ともに暮らす地域や社会がよりよくなる方法を一緒に考えましょう
積極的に学ぶ努力家で、優しく、よく気が付き、しっかりした意見を持っているとともに協調性もある。それが宮本さんです。ソーシャルワーク実習では、地域の福祉や相談援助の仕組みなどについて実践的な学びを行いました。いまの宮本さんらしさを大事に、さまざまな人と交わりながら社会への関心を高めると同時に、研究対象を深く見つめて、自ら考えて発信するための視点や手段を身につけてほしいです。