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社会福祉学科 社会福祉専攻

卒業生のいま

鈴木 大輔さん(人間福祉学部 2006年度卒業)
横浜市中区福祉保健センター 生活支援課 生活支援係 生活支援担当係長

鈴木 大輔

公共の福祉の観点から地域住民の生活の基盤を守る
当初は高齢者支援をしたいと大学に入学しましたが、4年次のゼミ合宿で、笛吹市社会福祉協議会と協働して地域福祉保健計画策定に関する住民ヒアリングや制度策定過程を体験したことで、行政福祉職に興味を持ちました。大学卒業後、まずは高齢者の方の支援を経験したいと思い、5年間ほど高齢者施設で介護職と生活相談員業務に従事。その後、公務員試験に合格し、横浜市役所に入庁。2019年からは生活支援担当係長として、生活保護法および生活困窮者自立支援法に関する査察指導業務に従事しています。私の下には8人のケースワーカーと専門員が所属しており、ケースワーカーが担当するのは100世帯弱もの生活保護受給世帯です。該当世帯が生活保護法に該当しているか否かの査察が主な仕事となります。行政福祉職の仕事は繁忙ですが、多くの方の笑顔を見ることができ、やりがいを感じています。
今後は、広域的視点を持ち、地域包括ケアシステムにまつわる企画・立案にチャレンジしていきたいと考えています。