田園調布学園大学

子ども未来学科

犬塚　典子教授

子どもに関する学問は，身体的発達や認知能力について自然科学的方法で研究するものから，経済開発とかかわる国際比較研究，幼少期概念の分析から社会変化を解明する歴史的研究など，幅広いテーマと手法から成り立っています。人間形成全般とそれを支える価値や規範にかかわる学問ですので，独創的，批判的，総合的な視座が必要となります。子どものような感性を大切にして大学での学びに活かして下さい。

主な担当科目

・教職概論
・学校経営論
・保育・教育と多様性
・保育・教職実践演習（幼稚園）

研究テーマ

北米の公共政策
就学前教育の国際比較
専門職のキャリア形成
高等教育とジェンダー

著書・論文

『カナダの女性政策と大学』（東信堂，2017年）
『アメリカ連邦政府による大学生経済支援政策』（東信堂，2006年）
「小学校におけるキャリア教育政策―『生徒指導提要』改訂との関係から」（『創生ジャーナル』第6巻,新潟大学, 2023年，pp.111-120)
「高大接続改革をめぐる社会的課題―北海道島嶼地域の視点から」（『田園調布学園大学教職年報』第3号,2020年,pp.29-38）
「『第2次学校安全推進計画』後の教員養成の課題―海外の取り組みからの示唆」（『田園調布学園大学教職年報』第1号,2018年,pp.63-77)
「女子中高生への理系進路選択支援―Society5.0に向けた人材の多様性」（『主体的学び』第4号，2016年，pp.150-163）
"Women in University Research : Strengthening Japan's Research Capacity", Research Activities , Vol.4, No.4, Kyoto University, 2014年，pp.6-9）