長岡 智寿子 准教授
これまで開発途上国のノンフォーマル教育(学校外教育)や成人教育を中心に調査研究に取り組んできました。拙い経験から気がついたことは、「学ぶこと」に年齢や国籍は関係なく、人はいくつになっても学び、成長を遂げていくことができる存在であるということです。今日、そのような「学び直し」を尊重する視点が強く求められているのではないでしょうか。皆さんと共に、豊かな学びの実践について考えていきたいと思います。
研究テーマ
・生涯学習論
・社会教育論
・途上国における成人教育
・識字教育
・社会参加、他
著書・論文
著書:
『ジェンダーと国際教育開発:課題と挑戦』、共編著、福村出版、2012年
『生涯学習概論:知識基盤社会で学ぶ・学びを支える』、分担執筆、ミネルヴァ書房、2014年
『ネパール女性の社会参加と識字教育:生活世界に基づいた学びの実践』、単著、明石書店、2018年
『生涯学習のグローバルな展開 :ユネスコ国際成人教育会議がつなぐSDG4の達成』、共編著、東洋館出版社、2020年
『現代ネパールを知るための60章 』分担執筆、日本ネパール協会 編 、明石書店 2020年
論文:
・Our Rights and Initiative Suggested by “Hamro Pahal”:A Case Study of Giving the Voiceless a Platform in Rural Nepal
Bulletin of Den-en Chofu University ,Vol.17, 2023, pp.57-68.
・「「声」の社会参加と持続可能な地域社会の創造 ーネパール農村におけるラジオ放送と成人教育の可能性をめぐってー」 、
日本の社会教育 第67集 SDGsと社会教育・生涯学習 、2023年、日本社会教育学会編
学位・資格・職歴
学位:博士(人間科学)大阪大学
職歴:日本女子大学・学術研究員、国立教育政策研究所 生涯学習政策研究部 フェロー
社会活動
社会活動)
・川崎市社会教育委員会 委員
・狛江市立公民館運営審議会 委員
所属学会:日本社会教育学会、日本比較教育学会、基礎教育保障学会