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心理学科

笠井 さつき 教授

 精神分析の視点から、医療や学生相談、開業の心理相談室などのさまざまな臨床現場での心理臨床を長年実践し、その後大学院心理臨床センターで多くの大学院生の初期研修に携わってまいりました。初心の大学院生が、みずからもライフサイクルの中で悩みつつ、クライエントとともに大きく成長する姿に刺激され、支援支援に取り組んでいます。自分自身のこころも大切にできる心理支援職を目指して、いっしょに学びましょう。

研究テーマ

精神分析的心理療法、ライフサイクル、支援者支援

著書・論文

<共著>
笠井さつき・笠井清登(編著)『女性のこころの臨床を学ぶ・語る ――心理支援職のための「小夜会」連続講義』金剛出版,2022
荻本快・北山修(編著)『コロナと精神分析的臨床 「会うこと」の喪失と回復.』木立の文庫,2021,
笠井清登・岡ノ谷一夫他(編)『人生行動科学としての思春期学』東京大学出版会,2020,
<論文>
笠井さつき:母親になり変化したセラピストという主体についての質的分析.心理臨床学研究40:16-27, 2022.
笠井さつき:受け入れがたい現実としての治療者の妊娠―空想の対象から現実の対象へ―.精神分析研究 53: 22-31, 2009.
笠井さつき,津川律子,張賢徳:解離性障害を疑われた3事例のロールシャッハ・テスト特徴―初期診断における解離状態の把握の試み―精神科治療学 16: 471-484, 2001.

学位・資格・職歴

<学位>
文学博士 (上智大学,2011年3月)
<資格>
臨床心理士(No. 3496)(1992年3月)
日本精神分析学会認定心理療法士(No. 044009)(2004年11月)
公認心理師(No. 16157)(2019年2月)
<職歴>
帝京大学医学部附属病院精神神経科臨床心理士
明治学院大学学生相談センター非常勤カウンセラー
特定非営利活動法人 女性心理臨床ラボ 代表理事
帝京大学心理臨床センター教授

社会活動

特定非営利活動法人 女性心理臨床ラボ 代表理事
日本総合病院精神医学会会員(「医療者支援委員会」副委員長)