小田 敏雄 教授
精神障害をもつ人々が回復していくプロセスと、その促進要因について考え、支援者としての精神保健福祉士の専門性について取り組んでいます。 精神障害を持つ人と出会うことは、私たちに対人関係や、人と社会の関係、そして人が生きる意味など様々なことを考えさせてくれます。私たちはそのメッセージを受け取りながら、精神障害者や何かしら困った状況にある人が主体的に生き、人や社会とつながれる支援を考え、実践していきたいと思っています。
主な担当科目
・精神保健福祉援助技術論(総論Ⅱ,各論Ⅰ、Ⅱ)
・実習指導ⅡソーシャルワークⅡ
・精神保健福祉援助技術演習ソーシャルワーク演習Ⅱ
・精神保健福祉援助技術実習
研究テーマ
精神障害者の回復支援に関する研究精神障害者への支援者の資質向上に関する研究精神保健福祉士の専門性に関する研究
著書・論文
「精神障害者支援におけるエンパワメントとパートナーシップに関する研究―退院促進支援事業の当事者支援員と専門職へのインタビュー調査からー」2010、東洋大学大学院紀要第47集P285~P303「精神障害者のリカバリー促進要因の検証―退院促進事業の当事者支援員と専門職へのインタビュー調査から第2報ー」2010、田園調布学園大学紀要第5号 P71~P89「精神障害者の地域生活支援を考えるー精神保健福祉士としてのエンパワメントとパートナーシップの実践課題―」2010,精神保健福祉、41(1),P8~P11「第4版これからの精神保健福祉-地域支援における精神保健福祉士―」2007、へるす出版P85~P92「PSW実習ハンドブック」2013,へるす出版、共著
学位・資格・職歴
・精神保健福祉士 1996年
・社会福祉学修士 2010年
・東洋大学福祉社会デザイン研究科
社会活動
・川崎市精神医療審査会委員
・前神奈川県精神保健福祉審議会委員
・前神奈川県精神医療審査会委員
・第44回日本精神保健福祉士協会全国大会
・第7回日本精神保健福祉学会大会大会長
・前神奈川県精神保健福祉士協会会長
・東京都杉並区障害者福祉推進協議会副会長
・横浜市鶴見区生活支援センター第三者委員
継続するグループスーパービジョンを二か所で実施中