松本 葉子 准教授

保健医療の分野は、すべての年齢層にかかわってきます。人は生まれて、時として病んで、老いて亡くなります。医療のニーズを抱えながらも精一杯その人が、その人らしく輝けるように支援者としてかかわっていきたいものです。「対人支援の専門職」とはいかなるものか、一緒に考えていきたいと思います。

主な担当科目

・保健医療と福祉
・医療福祉論
・ソーシャルワークの理論と方法Ⅰ,Ⅱ
・ソーシャルワーク演習
・ソーシャルワーク実習指導
・医療ソーシャルワーク実習指導

研究テーマ

・ソーシャルワークの機能や対人支援の技法を精査し、保健医療分野におけるソーシャルワーク援助のあり方を考える。
・より良い部門（組織）の作り方：組織におけるスーパービジョンの方法と効果
・高齢者虐待防止の支援：安心づくり安全探しアプローチの啓発、研修プログラムの開発・調査等

著書・論文

「チーム力を高める多機関協働ケースカンファレンス」（共著　瀬谷出版　2019），「職員が育つ職員がいきる～神奈川県社協発　福祉の職場のスーパービジョン～」（共著　神奈川県社会福祉協議会　2016），「わかる・みえる　社会保障　事例でつかむ社会保障入門」（共著　株式会社みらい　2016），「医療福祉入門　患者とよい関係を築くために」（共著　株式会社みらい　2016）

新人MSWを健全に育成するためのスーパービジョンシステムの構築とその効果― A病院MSW 部門のケーススタディより ―（田園調布学園大学紀要 第17号 2023.3），組織内にスーパービジョン体制を定着させるために必要なこと：医療ソーシャルワーカーの職場を例に （田園調布学園大学紀要 第16号 2022.3)，<研究ノート>相談援助実習指導におけるポートフォリオ型ワークシートの導入とその効果(田園調布学園大学紀要 第13号 2019.3)，やってみよう 解決志向アプローチ(第5回)AAA(安心づくり・安全探しアプローチ)(2)面接で「安心」の素材を集める（月刊ケアマネジメント 2018.9)

学位・資格・職歴

学位：社会福祉学修士（東京都立大学）
資格：社会福祉士、精神保健福祉士、神奈川県介護支援専門員資格登録済み
職歴：総合病院、大学病院の医療ソーシャルワーカーを経て現職

社会活動

所属学会：日本医療社会事業学会、日本ソーシャルワーク学会、日本医療社会福祉学会、日本社会福祉学会、日本高齢者虐待防止学会
その他：高齢者虐待防止のための安心づくり安全探しアプローチAAA（スリーエー）コアメンバー
日本医療ソーシャルワーカー協会倫理審査委員
神奈川県社会福祉協議会かながわ福祉人材研修センター事業企画検討委員
長尾福祉会評議員　他